あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる

この本はとても勇気づけられる本でした。

今回紹介するのは『あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる』です。

目次

基本的な構成

体験談や見たり聞いたりした話を交えながら出来事に対して前向きな捉え方で考え直す作業をひたすら繰り返します。

この本では「つらみケース→気持ちを切り替えるための捉え方」という順序で話が紹介されます。どの話もとてもおもしろく、こんな友人が周りにいたら面白いだろうなと思いました。いや、読者であるぐらいがいいかもしれないです。

その中でも特にユニークな対応策をご紹介します。

挑戦する時にモチベが湧かない→〇〇を用意する

どんな犬もイルカもご褒美がないと芸を覚えません。それと同様に人間にもご褒美を用意した方が確実に一歩目が踏み出しやすいです。継続はしませんが継続させるために何度もご褒美を用意することもできます。とにかく自分の機嫌を取ることができればこっちのもんです。

これができたらスイーツを食べる!
これが終わったらゲームする!
これが全部できたら有給とって沖縄行く!

こんな感じで自分に報酬を与えて勝ち癖をつけていきましょう

愚痴を言いたい→言ってもいいけど最後に〇〇をつけよう

愚痴はとても盛り上がるツールなので言ってしまいがちですが人によっては嫌に思う人もいるしそれを言っている人の評価も下がります。そのため、愚痴を言うのであれば最後に「いい意味で」をつけるようにしましょう!

あの上司本当に臭いよね、いい意味で!
あの後輩全然仕事できないんだよね、いい意味で!
転職する人って根性ないよね、いい意味で!

こんな調子でロジックを気にせずとりあえず終わりよければすべてよし精神でポジティブな印象に引き上げとけば自分の評価も下がりにくいし何それ?笑と話のネタにもなるでしょう。

さらに、オペラ調で愚痴を歌い上げることも馬鹿馬鹿しくてネタとして効果的です。

どん底だ。。。→〇〇に言い換える

どん底の時に最悪だ、終わったなどという人をよく見ます。そんな時、どん底を「ズンドコ」に言い換えましょう。ズンドコだ。。。と言えばバカらしくなります。ズンドコの持つ魔力に当てられてどうでもよくなる(?)かもしれません。

筆者は13回言ってみようと提案しています。かなりウザいです。人の前でやるのはやめましょう。

パートナーが小さいことの積み重ねで怒り爆発→〇〇してあげよう

パートナーが小さいことでついにキレた。今までそんなことなかったのに。そんな時に「なんでそんなことで切れるの?」と逆ギレするのではなく、星野リゾートのホテルに連れていきましょう

怒りが積み重なっていたものがついに一定量を超えてしまった。その一定量までずっと我慢してくれていたことに感謝して星野リゾートに連れていき労いましょう。そしてまたその怒りを鎮めてもらい、リセットして次の日から付き合っていきましょう。

お守りを捨ててしまって罪悪感がすごい→〇〇してないのは残念

お守りを捨ててしまった人が罪悪感とバチが当たるのではないかと不安になり夜も眠れなくなっていたそうです。その人の相談を受けたある方が「それはとても残念だね。おしっこかけてから捨てればよかったのに。」とメチャクチャなことを言いました。それを聞いた相談者は「こいつやべえ」と思い、どうでもよくなりぐっすり眠れるようになったそうです。(うろ覚え)

結局罪悪感や不安は個人の思い込みから発生する負の感情なので、それらを取り除くには笑いと大したことじゃないと思うきっかけ作りが重要なのです。

まとめ

Audibleで聞きながら通勤をしていたのですが、何度も笑ってしまう箇所があり最高に楽しめました。

見方次第で人生が楽しくなるということを再認識させられたと同時に、人によってこんなに感じ方が違うんだなあと恐ろしくもなりました。

ぜひこの本を読んで面白い見方・視点を持てるようにしてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次