目次
著者紹介
佐々木紀彦
- POVOT CEO
- NewsPicks 元編集長
スタートアップと起業にまつわる知識
1. エンジェル投資は誰でもできる
- スタートアップはエンジェル投資家やベンチャーキャピタルの支援を得ることで成長が可能
- 資金調達の道は広がっており「お金を集められない」という言い訳は通用しない時代
2. 普遍的な概念を学ぶために
- 思想・哲学・宗教を学ぶことで、世界の成り立ちや人々の行動原理を理解できる
- アメリカや中国には参考になるロールモデルが多く存在する
キーワード解説
1. エクイティ
- 他人の資本で事業を進める「株式」や「株主資本」のこと
- スタートアップにおいて出資者からのエクイティは重要な資金源
2. ストリートスマート
- 困難な状況を乗り越えるためのスキルや知性を持ち、臨機応変に対応できる能力
3. スタートアップ成功者たちの事例
- 鶴岡裕太:BASE創業者
- 家入一真:高校中退から連続起業家として成長 BASE共同創業者、CAMPFIRE、paperboyなどを手がけた
4. IPO(Initial Public Offering:新規上場)
- スモールIPO:規模が小さい企業の上場 投資家を集めにくいことが課題
- 日本の市場種類
- プライム市場:最上位の市場
- スタンダード市場:2番手の市場
- グロース市場:最下位の市場 スタートアップ向けの成長ステージ
5. スタートアップのステージ
スタートアップは以下の段階を経て成長する
- 創業期:仮説構築の段階
- シード期:ビジネスモデルの検証
- アーリー期:ニッチ層の支持を獲得
- ミドル期:ビジネスの拡大フェーズ
- レイター期:成熟し、上場または買収を目指す段階
6. ユニットエコノミクス
- 顧客単位の収益性を示す指標
- 計算式:「顧客生涯利益(LTV)」÷「顧客獲得費用(CAC)」が3以上であれば良好
- 例:LTVが1万円、CACが3000円の場合、3.33となり良好な状態
7. サーチファンド
- 既存企業を引き継ぎたい人(サーチャー)が中小企業のオーナーとなり事業を運営する仕組み
8. ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)
- 社会問題の解決を主軸に置く起業家
- 利益よりも社会的なインパクトを重視
- 関連企業例:ボーダーレスジャパン(社会起業家の創出を目指す会社)
まとめ
スタートアップの世界では、資金調達や事業運営に必要な知識とスキルが不可欠です。
思想や哲学を学ぶことで普遍的な価値観を形成し、社会的な課題に向き合う力を持つことが重要です。
今回のメモを参考に、自分の成長や新たなビジネスの着想に役立ててください!
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