年収1億円になる人は、「これ」しかやらない MBA保有の経営者が教える科学的に正しい「成功の法則」 

今回紹介するのは『年収1億円になる人は、「これ」しかやらない MBA保有の経営者が教える科学的に正しい「成功の法則」 』です。

これを読めば確実に1億円稼げるようになります。

目次

学んだこと

学んだことは2つです。

  • とにかく行動し失敗することを繰り返す
  • 読書はスキミングで効率的にインプットする

とにかく行動に関しては特に言及しなくてもいいでしょう。

今回は読書で使えるスキミングという手本について言及していきます。

スキミングの重要性

インプットする時膨大な量の本の山から1から10まで読んでいくのは非効率です。どう非効率なのかというと、以下の点がネックになります。

  1. スピードが遅い
  2. 頭に入ってこない、理解できない
  3. 知識として記憶に残らない
  4. 使い所がない

アウトプットしないインプットは自己満足なのでその知識をどう活かしていくかが重要です。そこで、上記のネックを全て補う方法が、「アウトプットする予定のある知識をスキミングする」です。

スキミングとは簡単に言うと拾い読みです。

「速読しないで多読する人」の超合理的なやり方
こちらの記事でメンタリストのDaiGoがスキミングについての実践方法について話していますので見てみてください。

スキミングの目的は以下のことです。

スキミング(拾い読み)によって、読み飛ばす部分を決める、すなわち集中的に読む本や読むべき箇所を決める

つまり、自分に必要な知識のみを重点的に集中して読み、理解する。それ以外は割り切って無視する。という戦略を立てることができます。

これにより、上で話したネックの全てが解決します。

  1. スピードが遅い→ほとんどの内容を飛ばすので格段にスピードが速くなる
  2. 頭に入ってこない、理解できない→必要な知識にフォーカスして読むので理解しようとする頭を使える
  3. 知識として記憶に残らない→必要な知識なので頭に残りやすい、知識を実践する場面がすぐ来るので知識が自分のものになる
  4. 使い所がない→使い所がある知識に絞って読んでいるのですぐに使える

このように、効率的に本から知識を得るにはスキミングはとても重要なスキルなのです。

スキミングを妨害する2つのメンタルブロック

メンタルブロックとして働くケースは、以下の2点が挙げられます。

  1. せっかくお金をかけて読むなら全部読んだ方がお得だ:コスパの観点
  2. 一冊読み切らないと「この本読んだ」と言えない:自己満の観点

これらは私の考えたことなのでこれからの内容は本は関係ないです。

メンタルブロック①:全部読んだ方がお得という思考

1つ目のメンタルブロックはコスパ重視で、全部読んだ方がお得という考えです。

確かに最大限その本を味わうには全て読んだ方がいいでしょう。しかし、それが自分の知識につながるか、今後の人生で生かされるのかは別問題です。コスパは良くてもタイパが悪い典型例でしょう。

作者は全て読んでくれた方が嬉しいかもしれませんが、作者は後ろであなたの読書風景を見ているわけではありません。このような、見てもない人のことを考えて気を遣うのもやめましょう。

これと似た例で、ご飯を全部食べないと気が済まないと言う人がいます。これも同じで、全部食べ切るのが偉いという食育の賜物ではありますが、それをして喜ぶのは食事を作ってくれた人が目の前にいる時だけです。厨房に「美味しかったです!」と空になった食事を見せにいくならわかりますが、そうじゃないなら全てのご飯を無理に食べてもあなたの体に負担をかけ数時間は何も手につかない状態が続くだけなのです。

メンタルブロック②:読み切らなきゃという思考

2つ目のメンタルブロックは読み切らないと本を読んだ感じがしない、読み切った感が欲しい、この本読んだよと人に言えない、という考えです。

確かに途中を読み飛ばすと、なんだか気持ちが晴れない感じがします。読み飛ばしたところにとても重要なことが書かれていたらどうしよう。という感情も働くので一層モヤモヤしてしまうかもしれません。

しかし、以下のどちらが自分のためになる読書となるでしょうか。

  • 月に1冊を完璧に読み切って60点の満足度を70点に上げる
  • 月に5冊をまばらに読んで、60点の満足度を5回繰り返す

後者は前者と比較して、知識量や考え方がほぼ5倍になるでしょう。色々な著者の色々な視点からの考察にふれることによって観点が多様化し、考え方が立体的になり深く思考できるようになります。

よって、目先の本に一点集中するのではなく、広く浅く(時には深く)本に触れていくことができると、より読書に対する姿勢が変わっていくと思います。ちょっと本を覗いてみよう、と考えることができれば本に対するハードルがぐんと下がると思います。

まとめ

「年収1億円になる人は、「これ」しかやらない」という強いタイトルからこんなに局所的な話だけを拾い上げることになるとは思いませんでした。メンタルブロックについての言及は私の考えなので、特に本書の主張とは異なりますが、このブログで行っているアウトプットに関わる内容なので一番引っかかった部分になりました。

行動力と失敗を恐れず挑戦することは再認識しました。特に楽天CEOの三木谷さんの座右の銘が「改善改善改善!スピードスピードスピード!」なのは笑いました。

改善前提で動くことでハードルを下げるのはいい考えだなと思いました。私の座右の銘もそれにします。

(30分)

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